出遅れ失礼いたします企画様【illust/20039532】
■カゲ:媛阿修羅(ヒメアシュラ)
能面をつけた三面六臂の荒縄でできた人形の姿をしている。性別はない。
大きさは大体2~3mほど。
姿を構成する縄は無尽蔵に現れる。切っても根元から再生する。
前方に見える能面の種類で行動する特性が違うが、ほぼ物理運動。
「生成(なまなり/正面・鬼女の面/装飾が青銅器の剣)」は物理攻撃的行動特化(外に向かう力を持つ)
「増髪(ますかみ/左・女神の面/装飾が銅鏡)」は物理防御/回避的行動特化(力を封じる、いなす力を持つ)
「節木増(ふしきぞう/右・若女の面/装飾が管玉・勾玉)」は精神状態干渉行動特化(高揚した感情を一時的に沈静化、もしくは逆に作用させる事ができる力を持つ)
基本的には縛る・鞭打つ・本体で体当たりの他、荒縄で作り上げた腕や足で対象を物理的にダメージを与える、荒縄をほどき防御したり網や罠にして囲う、などの動作パターンがみられる。
「節木増」のみ、干渉したい対象を「縛る」動作しかできない。
媛阿修羅を行動させる際には、景朗が特定のかけ声で指示下す必要がある。
1つの指示で1つだけの行動も可能だが、出せる指示は1つの面・1回につき3つまで。
3つ指示出し終わった後は、他の行動特化の面に一時的に切り替える必要がある。
2つ以上の別々の行動も平行して行えない(攻撃しながら精神干渉ということはできない)
出現した当初(景朗が中学生の頃)は荒縄のみの体であったが、景朗が大学進学決めてから外見に装飾を自らほどこしだした。
景朗は、カゲが変化する可能性のあるモノであるとしたら、この形も「不完全」であると考えているが、
ここからさらに姿を変化させようというつもりは今のところない。
一応自立思考できるが自動だと防御・回避行動しかできない。景朗だけには精神干渉も含まれる。
浮遊と歩行はどちらも可能。
誰にも語りかけはせず、静かに出現し、消える時は縄をほどいて消える。
■カゲの主:巴 景朗(トモエ カゲロウ)
男/25歳/182cm(+5cm)/一人称:俺、二人称:君、お前
某大学で考古学的方法に基づく史学研究をしている歴史学者。立場的には教授研究室付き助手。
中学高校の一時期性格が荒んで問題を起こしていたが、高校卒業寸前突如として歴史学に目覚めて大学進学。
大学院卒業とともに研究室に居座った。
一応これでも教員免許(高校教諭/歴史)は持っているので、教育実習中に知り合った学生とは面識があるかもしれない。
あちこち歩き回ってるため体力とアクロバティックな行動力だけはある。
普段は大体無口無表情だが口調が不良の兄ちゃん。知り合いには態度は不遜なものの適度に会話はでき感情表現もする。
カッとなりやすい性質だったが今は沸点が高くなった(本人談)
ただし歴史学考古学の話に及ぶと、誰が相手だろうがマシンガントークになってやめられないとまらない。
大体思考回路が文化財と史料のことでいっぱいなので、いらないスイッチを押した結果話題がそっちにかたむく。
他のカゲへの興味も、自然と造形が和風なものに偏りがち(研究目線で)
一部の人間以外は興味の対象にならないため、周りが見えてない時がしょっちゅうある。
派閥間抗争にはあまり興味がなく、
「カゲ使いだけの社会を作っても、どのみち排除運動は起こりうる。
そしてカゲのいない社会になっても、今カゲがここに居るように、必ずカゲにかわる存在は生まれるだろう。
そこで何が生まれるのかという事象には興味がある。」
という思想のため、回帰派に所属してはいるが傍観者にまわる事が多い。
カゲに対しては、今のところ言う事をきいているので居ても居なくてもいいが、
居なくなれば少し寂しいという愛用のペンによせる愛着に似た感情だけはある。
「おい、邪魔だぞ退け」
「俺が信用してないのは歴女だけだ。お前が信用できるかはこれから決める。」
「史学がロマンだけで研究できると思うな。カゲを扱うときにも頭を使うだろ。それと同じかそれ以上の労力と思考が必要なんだ。」
こっそりお邪魔いたしますソロボルリンク【illust/20146920】
基本的に普通にお話しする他、カゲ使いさんの様子を「うかがう」だけになりそうな。
※私事でほぼレスポンスが期待できない状態ですが、交流等々はお気軽にしてくださって問題ありません。
死亡に至る重傷などはご相談下さるとびっくりしなくて助かります。
※キャプション随時変更します。
2011-07-20 14:20:12 +0000