信玄から次代を担う逸材として期待されていた武将。
織田信長による武田攻めで勝頼が大敗を喫し、次々と家臣が離反していく中で、
最後まで武田氏に従った忠義の士。
天目山にて主君勝頼が自害する時間を稼ぐため、圧倒的兵力差の織田軍に寡兵で立ち向かった。
昌恒は崖道に織田軍を誘導し、腕に蔦を絡めて崖に落ちないようにして
片手に刀を握った。昌恒が斬り伏せた敵は千人に登り、
崖下に流れる川が織田軍の血で三日間朱に染まったままだったと言う。
これが後に片手千人斬りとして語り継がれる事となった。
2011-07-19 14:22:18 +0000