【ぴくTRPG】増えた対象【パラヴィアの悪魔】

ダブルエス

中央広場にて、【illust/20161176】の支援をいたします。

行動はレインボーカラー+マジックブラストでカルトロップ達の属性を風属性に弱い地属性に書き換えて、
自分のエアリアルスラッシュのダメージを与えやすくするように…という事ですので、今回は支援。
知力判定にて行います。

名前のみになりますが、お借りしました
BEN様の秋葉さん【illust/19895447

判定知力「7」にて、
(7+6+7)/2=10の支援を。
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「あの人は……確か……」
中央公園にたどり着いたアーヴァは建物の物陰から、広場の様子を見ていた。
(秋葉さん…だっけ)
様々な大きさの木材が広場に置かれている中で、
作業をしているエルゥ達と同じように作業をしている金髪のアフロの女性―秋葉任天堂にアーヴァは見覚えがあった。

…とは言っても、アーヴァは話したことは全くない。
以前の霊獣の時に、区切りがついて街へもどる時に気を失ったまま担がれる様子を見ただけであった。
前はあんなにボリュームのある髪型ではなかったはずだが…。

とりあえず、このままエルゥ達の作業を見ているわけにも行かない。
恐らく、エルゥ達を監視している怪物のような姿をしている3人が…リーズで聞いた悪魔なのだろうか。
秋葉が加勢してくれれば2対3で何とかなるかもしれないが、
さっきの四人肩車の練習(?)を見ていると、向こう側についているのだろうか。
何らかの事情があったのだろうか。

(多分、私一人で戦うこともありうる…か)
一人で暴れる無謀なことはやりたくはないが…もしやるとしたら、その前に下準備する必要がある。
そう思ったアーヴァは、一歩、二歩後ろへ下がって、
気付かれないように小声で魔法の詠唱をする。

あまり暑さに慣れてないため、汗がたらりと流れていく。
(これはあまり使いたくなかったけど…)
エアリアルスタッフを広場へ向けて、アーヴァは自分の持つ恐怖の魔法を唱えた。
「…汝の持つべき力を地へ変えよ…!…………《レインボーカラー》」
その瞬間、視界に入っているカルトロップと秋葉の足元に茶色の魔方陣が一瞬現れ、
誰も気づかずにすっ、と消えた。
(…よし。誰も気づいていない)
アーヴァは四人が魔法に気づいていない様子を見て安心した。
これで全員風属性に対する抵抗は殆どなくなったと言ってもいい。
少しは暴れやすくなったかもしれない――――
(…ん?)
その時、アーヴァはなにかがおかしいことに気づいた。
(四人…………?)
もう一度アーヴァは視界に入る対象を確認する。
マフラーを付けたバッタのような悪魔。
狼の体とハエのような頭をした悪魔。
昆虫の頭をした体格のいい悪魔。
そして、ボリュームのある頭をした秋葉………

「あ」
思わず発してしまった声を思わずさっと、左手でかくして、再び広場の様子を見る。
…誰も気づいていない。
安心したアーヴァは攻撃の機会をその場で待つことにした。

#ぴくTRPG#【パラヴィアの悪魔】#背景にやる気が感じられないシリーズ200

2011-07-10 22:46:48 +0000