廿楽祈(つづらいのり)/11歳/女の子
厳格な聖職者の父と、その信者の母をもつ。父はすでに亡くなっており、母親とは諸事情で疎遠になっている。
幼いころから一般的な遊び(そとにでてみんなと遊んだりお話ししたり)をしてこなかったため、
また同い年の子供とほとんど付き合いがなかったため友達がいない。
いつもアルバハルと一緒にでかけたりしている、お気に入りは水族館。民族楽器や曲が好き。
人の輪に入ることと、話すことが苦手のため、いつもアルハバルに仲介役をまかせている。人見知りが激しい。
でも本当はいっぱい友達と遊びたいし、ほしいと思っている。カゲは父親の葬式の日にあらわれた。
影その1:アルバハル
彼女がよく一人で行っていた水族館のクラゲと、好きな民族ものが反映されたカゲ。
今まで年上の人や宗教仲間の子らとしか友達になれなかったため、
こんな行動力のあるアクティブな友達がほしいという気持ちが形になった。
とてもくだけた性格で、そして口が悪い。
保守的なゲイカに対して、何事にもつっこんでいこうとするアルバハルは、
よく彼女と一緒に遊んだりでかけたりする。
ただし彼女の考えていることをよく理解できる親友のような存在。
ゲイカに彼女のことを教えてあげることもあるが、理解してもらえないこともある。
他人に対しては祈の友達になってほしいため、気さくに接する。
能力:彼にふれた相手がしたいと思うことを強く念じることによって、それを成功させることができる。
たとえば逃げ出したいと思えば、彼と手をつないでいる間はどこの壁でも通れる。
たどりつきたい場所があれば、いつかはそこにたどり着ける。
ただし目標、したいことがあまりにも遠すぎる、難しいと達成されるまでの時間はとても長くなってしまう。一回でも離れると失敗する。
彼単体では楽器を出現させ、ひくことによって味方の幸運をいのり叶うように貢献することしかできない。
対象者が前に行こうとする、その強い気持ちをもてばとても強い能力となる。なお迷いや気持ちが定まってない場合は成功しないことがある。
影その2:ゲイカ(猊下)
祈の父の面影を反映した存在。
常に日傘をもっており、どこでも日傘をさす。たとえ他人の邪魔になろうと。
日傘は犬のようなものにもなっており、イオリの匂いだけ覚えていて彼女のものや大切なものを探すことができる。自分から動くことがなく、常に平和を望む衝突を好まない性格。
また厳しく、たびたび祈とも衝突しており、祈の行動を制限したり、へんな友達をつくらせないようにあれこれ言ってくる。
変なところで悲観的になったり泣き出したりするので、そのせいでさらに嫌われている。
祈と父親以外には軽蔑する傾向があり、勝手にあだ名をつける。
能力:彼が"祈る"ことによって、祈もしくは対象の人物を保護し、指定したモノや相手に受けたダメージを与える。最大三組まで。
ただしイノリが指定しなくてはならず、指示がない場合、祈のみに発動し、そのダメージを負うのはゲイカとなる。
見える範囲のものなら対象を指定できるので、たとえば遠くにある石を壊したい場合、
祈を保護の対象、石を指定するモノと決め、に石に与える攻撃を彼女にうけさせ、
それを遠くの対象のものにぶつけることができる。
彼自身は攻撃のすべがなく、傘で防御するかたたく程度しかできない。
そのため誰かが術の発動中は守らなければならない。
ちなみに体がとても軽いらしいので、メリーポピンズごっこができる
キャプション長い!!人間クサイカゲです。何か問題ありましたら変更いたしますー。
追記:小学校では目立たないポジにいます。カゲ二人は始終発動しちゃっているものなので、授業中は学校の屋根の上で楽器ひいたりしてます。
遊んであげてもいいのよ、です。
2011-07-02 15:55:00 +0000