改正鉄道敷設法別表第113号

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◆第16号(illust/12382196)を作り直しました。

【改正鉄道敷設法別表第113号】
『佐賀県佐賀ヨリ福岡県矢部川、熊本県隈府ヲ経テ肥後大津ニ至ル鉄道
 及隈府ヨリ分岐シテ大分県森附近ニ至ル鉄道』
【沿線人口(線路から1km圏内)】
佐賀〜肥後大津:260,099人(内未成区間85,243人)菊池〜豊後森:40,030人(内未成区間24,801人)
【路線長1kmあたりの沿線人口】
佐賀〜肥後大津:3,039人/km(内未成区間1,920人/km)菊池〜豊後森:535人/km(内未成区間562人/km)

◆佐賀・福岡の海抜0m地帯から熊本の盆地・丘陵・高原、大分の険しい山岳地帯まで幅広くカバーする路線です。
◆このうち菊池〜肥後小国は久々にドギツイ路線となっております。ルート選考だけで休日まるごと一日潰しました。

◆まず佐賀〜瀬高(旧称・矢部川)間は国鉄佐賀線として開業済みです。この先へは瀬高での方向転換が必要となります。
◆瀬高〜南関は九州肥筑鉄道として開業しました。終点の南関駅はやや延伸しづらく市街から離れた位置にあったので、今号では少し手前から分岐させて別の場所へ新たな南関駅を設置しています。
◆南関〜山鹿は九州自動車道および玉名川に沿って進むカーブの多い区間です。
◆山鹿〜来民は山鹿温泉鉄道として開業しています。第111号と一部が重複していますね。
◆来民〜菊池(旧称・隈府)は遮るものがほとんどありません。隈府(わいふ)は菊池市の中心部です。
◆菊池〜肥後大津は菊池駅で方向転換し、丘陵地を上り下りしながら南下します。掘割が多数必要な地域です。

◆最後の隈府〜森(菊池〜豊後森)は最大の難所です。菊池〜肥後小国が未成、肥後小国〜恵良が国鉄宮原線(みやのはるせん)として開業済み、恵良〜豊後森が久大本線として開業済みとなっています。
◆熊本側ではとにかく高度を稼がなければ話になりません。幸いにして一帯の山々は尾根が険峻ではないので、迂回するのは比較的楽といえます。それでも菊池駅から兵戸トンネル熊本側口までで400m以上登るため、平均勾配18パーミル、最急勾配30パーミル、スイッチバックのおまけつきです。
◆大分側では対照的に高度を稼ぐ必要はあまりなく、兵戸トンネル大分側口から肥後小国駅までの平均勾配は6パーミルとなっています。しかし険しい地形の中を突き進むので長大トンネルを多く用いることになります。

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2011-05-28 01:14:06 +0000