これ、分った人すごいなと思いながら。前九年の役は萌えるです。頼義が酷過ぎて。っていうか、頼義って誰と言われますと、八幡太郎こと源義家(源氏のヒーロー)の親父さんで、経清は誰だと言われますと、奥州藤原氏初代藤原清衡の実父さんです。この二人、主従だったんですけど、経清が奥州に赴任して、そのままその土地の俘囚長の婿になったんです。で、前九年にその俘囚長が反乱起こした時に、経清は元主君より嫁さんの実家とったんです。これが結構このヒト頭良くて頼義が苦戦した原因なんですよね。それがトサカにきた頼義は、捉えたあと、自らの刀を抜いて その後岩で刃こぼれさせて切れにくくなった状態で 経清の首を切り落としたんです。嫁さんは、敵方の妻にされ、経清の実子だった清衡も敵方の養子になったわけです。超かいつまみ過ぎな前九年の解説でした(爆)。うちの中ではそれだけ、頼義が経清のこと、信頼して可愛がっていたものだから、裏切られて憎さ100倍という感じです。小さいころから一緒だったらよいと思う。そもそもの関係は多分、経清の父親が巻き込まれて朝敵になってしまった戦に彼が出陣してたから、その関係じゃなかろうかと思ってはいるのですがね…。
2011-03-19 15:34:18 +0000