――産まれた瞬間から廃棄が定められていた彼女は、救われてから三年の月日を得て自分という存在の価値を改めて考え始める。
しかし何千何百という自問自答の中に“答え”を見出す事はできなかった。
――ならばやはり自分は……
「不法侵入者様各位へ。これより先の区画への一般人の侵入は許可されておりません、お戻りを。尚、聞き分けの無い場合はその脳足りんなドタマにロケパンの使用も許可されております」
今日も今日とて彼女は仕事をこなす。
まだ何も見えてこないが、今自分に出来る事を積み重ねていけば、きっとそれがいつか“答え”に繋がると信じて――
■銀鱗亭のとある噂では、何かにつけてロマン武装をブッパしたがる眠らない門番が“ハイテク”を駆使して警戒網を敷いているらしい。
とまぁ、それに引っかかった鼠を追い払うのが彼女の仕事の一つ。たぶん昼間は接客とか色んな仕事の手伝いとかやってるんじゃないかな。
■そういう訳で二章お疲れ様です!
一章、二章共にアルザの方に掛かりっきりで完全に空気になっていた、と思いきやつい最近目覚めたらしい【illust/16689639】エルザさん【illust/16442168】
しかも従者の癖に従者持ちというご身分【illust/16444854】、【illust/16964220】
三章ではエルザの方もしっかり動かしていきたい所。
■まだ未定ですが今の所三章はイメレスなバトルを予定しているので活性化に繋がれば幸いです(´ω`*)
2011-02-27 03:13:09 +0000