近鉄12200系スナックカーN53編成

当時の大阪万博開催にあわせて昭和44年から12000系のマイナーチェンジバージョンとして登場したのが12200系で、昭和51年までに168両が製造されました。
このうち12220編成までは「スナックコーナー」と呼ばれる軽食を提供することが出来るスペースがありましたが、利用率も大したことがなかったため12221編成から12256編成はスナックコーナーがない状態で製造されました。
このうちN53編成は昭和48年に製造されて、中間車のS53編成と4両編成を組み、NS53編成として活躍しましたが、S53編成は平成15年に廃車、解体されています（資料にもよるのですが、S53編成はN53編成の半年前に製造されていたという記述も）。
ついで12200系の2両編成でN53編成だけが下枠交差型のパンタグラフを搭載しています。