能上竜太郎さんの『魔法使いは何もできない』を描かせていただきました。
山野君と木田さんが明日の文化祭での前座の打ち合わせの中、
「世界が魔法を『無かったこと』にして、魔法なんて、奇跡なんて起こらなかったことにしちゃうの。」夕日に照らされた茜色の空と、魔法の雪がしだいに消えて、後に残る魔法の軌跡(勝手なイメージも膨らませています)。
そして、雪を見て過去を思い出してしまう山野君・・・。木田さんがそれを見透かすようなセリフ。これらの場面が初めて二人のキョリを近づかせて、夕日に照らされた二人が美しく感じたのでこれをイメージして描かせていただきました。
2010-12-10 15:36:37 +0000