第1147小隊の記憶。

日野カツヒコ

本業がとても忙しいので絵を描く余裕もないので蔵だしで御免なさい。 今年の春のCOMIC1でサークル日本晴さんのソラノヲト本に寄稿させて貰いまいした一枚です。
お誘いを受け時から、描くなら七話の蝉時雨・精霊流シから過去のフィリシアと1147小隊の面々を描くと心に決めておりました。
ソラノヲトの七話は全体の緩やかなお話の中に過去の話として戦争体験を扱うコントラストが印象的でした。
劇中の細かい軍事的演出は置いていて、七話では生活と生死を共にする戦車乗員ならではの絆の深さ、被弾して炎上する戦車から這いずり出る火だるまになった乗員のシルエットの惨たらしさなどを描写しつつも、死んでしまった者と生き残ってしまった者の生と死を対比させ、生き残ってしまったフィリシアが生きる意味を問い続けてきた事などの重いメッセージを感じずにはいられませんでした。

#ソラノヲト#tank#military affairs#military#二時創作#ソ・ラ・ノ・ヲ・ト#第1147小隊

2010-10-20 20:04:59 +0000