タクト
「…何、アンタ…俺に、何か用?…急いでんだけど…俺」
「はぁ?話がしたいって?俺、アンタと話す事なんか、ねぇんだけど?つかさ、俺ら《初対面》だし…それにさ、アンタ…何で俺の名前知ってんの?…マジ、キモいんだけど…」
「…ンな事よりさ…さっきも言ったけど、急いでんだけど?退いてくんない?…そこ」
「…何?年上相手には、敬語使えって?…悪いけど、敬語使うの尊敬に値する奴にだけって決めてっから…俺」
「それにさ、アンタって人間だろ?…俺、人間って信用してねぇから…つか、嫌いなんだよね…人間…てかさ、何で普通の人間が、こんなトコ彷徨いてんの?…ま、俺の知ったこっちゃねぇけど…」
「…どーでもいいけどさ…とっとと退いてくんない?」
「………」
「聞こえ無かった?…そこ、退いて…これ、最終警告」
「………」
「…退けって…言ってんだろッ!!」
(ビュウゥゥ…!!)
「…俺、言ったよな?最終警告だって…悪いの、アンタだからな?…ちょっと、尻餅尽かすだけで済ませてやっただけ、有難く思ってよね」
「今回は、この程度で勘弁してやっけど…次は、容赦しねぇから…もう、二度と俺の前に現れんじゃねぇぞ…マジ、うぜぇよ…アンタ」
~End~
反抗期真っ只中の、糞ガk…もとい、お子様の取扱には十分ご注意を…
アナタは、これでも懲りずに相手が出来ますか?
2025-01-02 15:00:48 +0000