恐怖、憎しみ、それらの感情が臆病な黒猫を蝕み呑み込んだ。溢れ出た感情は炎になり閉ざした目は開けられた。「痛みがわかる?苦しみがわかる?…熱くて、痛くて……苦しめられた僕の気持ちがわかる?」本人の意思とは関係なく暴れる大罪者。元の面影を失う前に戻さなければきっと怪物に成れ果てる。背中の斧は鍵の変形で武器。
2024-12-30 04:37:42 +0000