シン・ゴジラ

BULLGOD
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冒頭、牧博士が乗っていた無人のボートから始まる。そこには「私は好きにした。君たちも好きにしろ」というメッセージとゴジラの遺伝子解読のヒントとなる折り鶴、そして海へ身を投げたと連想する並んだ靴。
牧博士は劇中、妻の被曝で国を恨んでいると語られる。某YouTubeの考察では年齢的に、また日本を恨むという発言的に福島の原発の被害者ではないかと推察しており(フィクションなのでこれに似たような事故があったという意味合いかもしれない)、なるほどラストのヤシオリ作戦はまさに福島の原発に水を注ぐ消防車の如く、それがゴジラに凝固剤へと変わった感じだった。
ここからは勝手な想像であるが、
博士は船の上で自らの体を媒体にゴジラの元となる何かを産みつけて海へ身を投げた。そしてそれは異常な成長を始めた。
最初は尻尾のようなものが体から伸びて第1形態。尻尾の先から深海魚のような体が生えて第二形態。さらに進化して第三形態、第四形態。
恐ろしいのは尻尾がおそらく牧博士だった部分であり、ゴジラ本体は博士を媒体に生まれた何かであるということ。それが設定上、ゴジラの本体は尻尾であるとする理由なのだろうか。
牧博士はゴジラという祟り神を体に宿し、自ら怪物になった。
怨みを抱いた国家をゴジラとなって踏み潰し破壊しようとした。これがおそらく博士の「好きにしたこと。」
だが一粒の希望を持って、遺伝子解析のヒントとなる折り鶴と「君たちも好きにしろ」とメッセージを残した。
こうなると博士は国家を破壊したい願望と、人に絶望したく無いという葛藤が見て取れる。
そしてもし、この遺伝子解析の成功、果てはゴジラ停止といった未来を見据えていた場合、ゴジラは東京駅で沈黙する事になるが、牧博士は自らゴジラという祟り神のモニュメントとなって、
「東京のど真ん中からお前らを見てるからな!」というメッセージがあるのでは無いかと感じるのだ。
最後のゴジラの尻尾から生える人型は博士が人型に戻れたという事なのか、博士のまだ止まらぬ怨みなのか。ここの解釈はまだ僕にはわからない。
とまぁ、いろんな考察をもとにしつつ自分が膨らました単なる想像なのであるがいかがだろうか?(自分はわかっていって震えたけど、正直こんな考察は結構出てるのかもね。)

#シンゴジラ#godzilla#tokusatsu

2024-12-24 12:23:01 +0000