炎火(えんび)
炎狐という、狐が何かしらの怨みを持ち、その怨みが炎となって転生し生まれた狐妖怪。別名怨み狐。
炎狐の見た目は狐の死した年齢が反映される。炎火は子狐の頃に死して炎狐となった。
その怨みは果てしなく、炎狐の中で1番強い怨みと力を持ち、他の炎狐を束ねていた。長い時を経て、若造も若造のぬらりひょんと出会い、仲間になれという言葉をかけられた。
当然、炎火はぬらりひょんを追い返してきた。最終的にはぬらりひょんと戦って、しょうがないという形で仲間になった。
炎火が怨むのは人間。母狐をこ目の前で道楽的に殺された。故に人間が心底嫌い。同時に狐時代、母を失い荒れていた子狐時代に人間に優しく接せられ、飼われていたこともあり、その優しき人間を同じように人間に殺された。その時の怨みから炎狐となった。
人間の優しさ知っているし、怨みきれない部分もあるにはあるが、それよりも強く人間を怨んで憎んでいる。ぬらりひょんの血筋が人間を連れてくるのは、もはや諦めの境地に至り、ものすごく渋々受け入れている。
狒々ととても仲が良く、いつも出入りにの時にはどちらが多く敵を倒せるか競争していた。
鯉伴が生まれ、リクオが生まれた時も、ぬら組で子どもの面倒を見ていた。見た目が子どもなのも相まって任せられていた節もある。
炎火はこれからも、人間の優しさ知りながら人間を憎みながらぬら組の行く末をみていくだろう。
イメージCV沢城みゆき
サンプル
「はぁ……仕方ない。いいよ、つき合ってあげる。お前が魑魅魍魎の主なるっていう、その道に、ね」
「てんめーーっ!!ぬらりひょんっ!!僕が何を怨んで憎んでんのか、わかってんのかっ!?それなのに人間に求婚するってのはどういう了見だっ!!あ”あ”!?」
「狒々〜。どっちが多く倒せるか、勝負しない?」
「あ、おい!狐に化けて無いと時の尻尾に触んな!先が炎になってんだから火傷すんだろ!!」
2024-12-22 02:17:36 +0000