先日、スペースワン社のロケット・カイロス2号が打ち上げられましたね。アクチュエータの異常が発生しながらも高度100Kmを超えて、宇宙空間まで到達したことは快挙といえましょう。人工衛星を軌道投入することはできませんでしたが、打ち上げ2回目であれば十分な成果だったと思います。あのスペースX社ですら最初は失敗の連続だったのですから、科学は失敗と挑戦の繰り返しですね。
ところでロケットといえば、ソ連から続くロシアのСоюз(ソユーズ)ロケットが有名ですが、その発射台はтюльпан(チュリパン:チューリップの意味)方式という独自のものを採用していますね。巨大なロケットを支えるために四方から巨大な鉄骨(鉄塔)で押さえ、発射と同時にその4本の鉄骨が花弁のように開く様子から、チューリップ方式と呼ぶのですが、実際の映像を見ると男子なら興奮すること間違いなしです(笑)。
2024-12-20 21:00:03 +0000