ラップトップPCでの画像生成AI

久崎明
Preview Images1/22/2

今回実験の餌食となったパソコンのスペックはこちら
CPU:Intel Corei7-11370H @3.3GHz
GPU:RTX3070(raptop) 8.0GB(+Intel Iris Xe:今回動かしてない)
RAM:16.0GB 3200MT/秒
そこそこいいゲーミングPCで、実験ができたので、結果と注意点をご報告いたします

まずはこの環境でStableDiffusionを実行する注意点ですが、
個人的にもいままでタワー型か、マイニング用のオープン型でしかやってこなかった理由で、
ノートパソコンという気密空間でトライすることに若干抵抗があったのですが、
注意点はまさにそこで、火災の原因となるかもという1点だけでした

FANターボモードがあったので使用したのですが、
それでも20枚くらい絵画する頃にはGPU温度が70度近くまで跳ね上がるため、
埃などが詰まってくると危ないかもというところが注意点です

スペック的には動作させるのには十分で、以下の通りとなりました。
絵画条件:
①サンプリングステップ:20
②HiresFix:20,DenoisingStrength1.0,Upscale1.5(Latent)
③CFGスケール:10
④サイズ:400x683(600x1024)
⑤CheckPoint:maplemix系

結果スピード:
①サンプリングステップ:4~5秒
②HiresFix:9~11秒
合計速度:5枚で1分16秒(MAX64度)、10枚で2分44秒(MAX72度)

絵画中はメモリを7.6GBくらい使用しており、GPU側は7.0GBくらい、CPUの使用率は10~30%
FANはサイレントモードとかではやりたくないくらい発熱してしまうため、フル回転でした
壊れかけのパソコンでベンチ回してる時くらいハラハラする実験でした

心配性かもしれませんが、ファンだらけにできるタワーか、
フルオープンでGPUを常に冷やしてくれるようなパソコンですることを、
お勧めしたいという結果でした

なにか冷やす方法を考えないと、使った後の机がとても熱い!

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2024-11-30 09:10:31 +0000