Vano・Dite教団の聖女 ニェファス

ケイト

 ニェファス
 
教団の現聖女。
生まれた時から自分の役割は聞いていた。
大御神様を呼び出し、その力を振るってもらう為の生贄だと何度も言われ、それこそが人間として産まれた以上最高の喜びであり、祝福されるに値する物だと教育されてきた。
 
儀式に必要な神の残り香と呼ばれる奇跡の教導を2つ宿し、その1つを使って神を呼び出した。
その結果、彼女の右腕は失われ、現在は聖女の力で腕の代替品を作り出している。
 
残り香のうち残りの3つは3つの種族に持っていかれた。
人間、外より来た者、人ではない者の3種族。

彼女は決して強く無い。
だが、目が会った者、自分の声を聞いた者が同じ教えを信仰していない場合、その者を無理やり信者にする力を持つ。
残り香を1つしか持たない彼女だが、その力は未だ健在。しかし手で触れられるような距離で、一人一人話をする形でしか力を使えない。
 
そして神の力の根源でもある。
神が強烈な力を使えば使う程、彼女の奇跡は強くなるがそれと同時に激痛を受ける。
人の身には過ぎた激痛と、感情の消失を伴う最後の手段ではあるが、今の彼女でも一瞬だけなら神を完全体にする事は可能。

「私は人々を、人間種を守りたいだけなんです!」

まっすぐな信念を持ち、自分と教団を信じてやまない少女。
邪教と呼ばれても、石を投げられても、決してくじけない。

「神の下、統一すべきと教えにあります! 団結が必要なんです!」

邪教の聖女は今日も少しづつ、勢力を伸ばしている。

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2024-11-21 15:59:03 +0000