Vano・Dite教団が追い詰められていた。
空の外からやってきた者達と、人ではない異形の者、さらに大半の現地人からも攻撃され、教導国家は崩壊し、残るのは小さな都市1つだけとなり密かに慎ましやかに過ごしていた。
だがそんなある日、教団のニェファスと呼ばれる少女が遊びに出かけていた時に見つかってしまい、都市の場所は特定され、熾烈な攻撃を受ける。
教団はニェファスを守る為、緊急降臨術を使用し、教団の神の一人を呼び出すが、下準備が整っていない儀式では完全な力を持つ神を降ろす事はできず、本来の半分以下の力しか持たない神を呼び出すに過ぎなかった。
ニェファス、彼女を守る教団騎士のミウク、そして中途半端な儀式のせいで本来の力と記憶を失った神はなんとか戦場から脱出し、ミウクの案内でとある場所を目指す。
そこに行けば、この絶望的状況から逆転し、教導国家を再建出来ると言う。
だがその場所はかつての教導国家の中心地であり、現在は様々な種族からなる連合軍が戦略し拠点とする場所だった。
きたる戦争に備え、三人は力をつける事にする。
だが力をつける旅の中で主人公は教団の謎と、何故攻められたのかを知る事となる。
二人の聖女を守り、平和を求める物語が始まった。
2024-11-21 15:52:09 +0000