聖域

NOX

幼き王子と主人公
二人きりの空間はまさに聖域である。
妖精のガリカに導かれた者のみが、彼らの空間に踏み入ることが許される。
そう語るのは、若くして近衛兵となった赤き髪のルサント族である。
そもそもこの聖域を踏み荒らすことができる者など存在しているだろうか。
この清らかな空気、暖かな光、彼らの無邪気な笑顔。
それらに触れてなお穢らわしい感情を持てるのだろうか。
自らの行い、穢らわしさを恥じ、彼らの神聖さに恐れをなして逃げ出してしまうだろう。
私とーーー不本意だが、あの金髪のクレマール族がいればそのような輩は踏み入ることなど不可能だがな。
ところで貴様は何の用件で我らの前に立っている?しょたこん…何を訳のわからないこと言っている?不敬だ!即刻始末する!
はあ?ルイもかわいいね…だと!?貴様の様な無礼なパリパスでも面白い事は言えるようだな!おい、ルイ、聞いているのか?お前のこと「かわいい」と評しているぞ!しょたこん?のパリパスは気味が悪いな!…は?私も可愛いだと?くだらん。連れて行け。

⭐︎サブリミナルなルイを除いたバージョンがクロスフォリオにあります

#shota#prince#主人公(メタファー)#metaphor#旅の少年#王子(メタファー:リファンタジオ)

2024-11-18 08:05:49 +0000