我が友、宗雪さんのオリシ「残り香のレミニセンス」で遊ばせていただいた時のPC。
二枚目はボツ衣装(喪服っぽいドレスをイメージしてたらRWみたいになってしまった)
「眠れ――安らかに」
コードネーム:死兆星"アルコル"
年齢:18 身長:173cm
体重:58kg 血液型:AB型 星座:双子座
ピュアブリード:ハヌマーン
■概要
護衛対象だったイリーガルの男子高校生をジャーム化させてしまい、トドメを刺したことがトラウマになり一線を退いている。
本人の強い希望もあり、療養も兼ねて学生(3年生)としての生活を続けていた。
※イリーガルの死から半年〜1年程度経過している想定
基本ルルブ1,2のサンプルシナリオとムーンレスナイトで継続したキャンペーンを行い、ジャーム化したPC1を倒したPC2をイメージして設定している。
■特異体
思えば生まれてからこのかた、ずっと欠落を感じていた。
母の死と引き換えに生まれ落ちたからなのかもしれない。
欠けた何かをいつだって誰かが埋めてくれて、そうしてまたするりと手から零れ落ちていく。
その度に、その人の強烈な存在感"チカラ"だけが自分の中に刻まれていった。
UGNエージェントの先輩はエフェクトを。護ると誓ったはずのジャーム化した少年の残滓は結晶化し十字架"レネゲイドクリスタル"となって、自分の中に残されている。
13番目のシンドロームであるウロボロスを発現する可能性をその得意な体質は示唆しているのかもしれないが、ハヌマーンのみに留まっているのはもしかすると、母の愛が風となって娘を包み、少しでも人の身に留まるよう守ってくれているからなのかもしれない。
■ダイドウェポン
ジャーム化したUGNエージェントの先輩の愛銃。
UGN黎明期から第一線で扱われ数多くのジャームを屠り、最後にはジャームの手に落ちたこの銃は呪われているかのように高濃度のレネゲイドに汚染されている。
その場にあるだけでレネゲイド災害を引き起こし兼ねない危険な存在だが、かつての所有者のエフェクトを取り込んだ影響か、汐莉の傍にあると不思議と沈静化するようだ。
■経歴
生まれた時から死が隣にあった。
母は「汐莉(シオリ)」という名前だけを残して、自分を産んで逝ってしまった。
人と違う能力を持って生まれてきたせいかはわからないが、人生の節目には必ず死が訪れていた。
父の事故死、自分を健康診断の結果から世界から見出してくれた先輩エージェントの死。
そして、命に代えても護ると誓った、覚醒した少年の死。
心無い同僚達から影で囁かれる「死織(シオリ)」というあだ名はきっと、自分に相応しいものなのだろう。
彼が教えてくれた穏やかな日常などよりも、きっと。
昨日と同じ今日。今日と同じ明日。世界は繰り返し時を刻み、君を置き去りにした。
そして人々の知らないところで、私は既に――壊れ始めていた。
2024-11-13 12:13:26 +0000