今日は午後から雨が降る。
部屋のカーテンを開けると空は暗く今にも雨が降り出しそうだ。
仙はノートを開いて何を描こうか考えている。
悟はギターを出すと作曲し始めた。
ビスは本を読み始めた。
メイはもう少し寝るそうだ。
普通なら雨の日より晴れの日に外へ出たいはずだ。
でも正は雨でも関係なく外へ行きたいと思っている。
最近の正はずっと仕事をしていたので、ストレスが溜まっていた。
今日は貴重な休みなのに雨か。
正は心の中でそう思った。
みんなが家でゆっくりしている中で自分だけ外へは出づらかった。
寿は正と長い付き合いだ。
正が考えていることは、大体わかる。
寿(正、どっか行こ♪)
正(今日は雨だぞ?)
寿(そんなの気にしないよ♪)
寿に外へ行く用事などない。
寿(陽子はどう?)
陽子(やることはないし、いいわよ♪)
陽子は雨だろうが、晴れだろうが関係ない。
寿は正の手を掴んで外へ出た。
寿(陽子もきて♪)
陽子(うん♪)
ミラージュの前にきた。
陽子はミラージュのエンジンに入った。
寿は運転席に座り、正が助手席に座った。
正は空を見ていて、寿を見ていなかった。
キーを回してギアを入れてサイドを下げた。
大体の手順は合っていたが、ギアがバックに入っていた。
ミラージュはバックで走りだし、すぐに後ろの木にぶつかった。
正&陽子(......(汗))
その後、すぐに悟に直してもらうと、今度は正が運転席に座った。
正(全く......免許もないのに何考えてんだか。)
正はミラージュを発進させた。
寿(正は外に出たかったんでしょ♪)
正(まぁ、そうだが......ありがとう。)
正は言いづらそうに言った。
寿(柄でもないこと言っちゃって(笑)さぁ♪行こ♪)
ミラージュは3人を乗せて走り出した。
あとがき
おう、正だ。
今回は俺と寿の話だ。
俺は雨だろうが、基本どこにでも出かけるんだ。
今回はみんながいたから、行きずらかったけどな。
寿はそれを気にせずに俺を連れ出したんだ。
それはとても感謝してる。
寿を運転席に乗せたことだけはよくなかったかもしれないな(笑)
落書きのような絵はとてもかこーらしくていい。
寿には色んないたずらをされるからな(笑)
確か飛び蹴りをされたこともあったな(笑)
それじゃあな、あばよ。
2024-11-09 08:06:09 +0000