ファンダメンタルは、ファンドともメンタルとも無関係の言葉で、「基本的なこと」「根本的」という意味です。ただし、海外でも日本でも、主に金融・経済用語として定着しており、「経済動向を知るための基礎的な指標」を指します。例えば「ファンダメンタルは投資の判断材料として欠かせない」といった使われ方をします。
「経済動向を知るための基礎的な指標」とは、具体的には、経済成長率、GDP(国内総生産)、物価上昇率、失業率、雇用統計、財政収支の赤字(黒字)率、経常収支の赤字・黒字額などの指標です。
一方、証券業界では、株式を発行する企業の売り上げや投資計画など、「株式銘柄の基本的な情報」を指します。更に、対象の株式が割安か割高かを判断する際、基準になる企業の基礎的な価値を「ファンダメンタル・バリュー」と呼んでいます。
また、ファンダメンタルを基にした経済予想を「ファンダメンタルズ分析」と呼び、株式投資の判断材料にしています。
2024-11-06 23:00:08 +0000