イーノ＠ユッフィー中の人「なにを おのぞみかしら？」
「厨房、借りるわよ」
七勇者サッキバキアの襲撃で、焼けてしまったアナタハンの酒場街。
仕方なく、冒険の書のチカラで自動修復した「公式の酒場」に冒険者たちが集まってくる。
「いらっしゃい。お店は焼けたけど、あたしは無事よ」
客の中に自分の店の常連客を見つけて、マリカもつい
いつもの営業スマイルに切り替わってしまう。
「あら？ あなた、お酒はダメよ」
「シャルロッテちゃんは、オトナでちゅよ！」
エルフの血を引くシャルロッテは、身体の成長が遅いが。これでも経験を積んだ冒険商人。
「そうそう、ユッフィー。あなたウェイトレスやってみない？」
マリカが何か、思いついた様子で提案する。
「これも社会経験。本格的に冒険が始まらないと、金策に苦労するからね」
「では、やってみますの」
保護者のパパさんも承諾すると。マリカはユッフィーを連れて、バックヤードへ。
「これで、いいですの？」
「そうそう、可愛いわよ」
メイド服を着てきたユッフィーは、不慣れな格好に少しはにかんで。
その日、公式の酒場はいつもより賑わった。女主人も嫉妬したかも？
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「モンスターを倒すとお金を落とす」は、技術的な制約が強かった時代の遺物。
今となっては、完全に時代遅れでしょう。金策もシナリオのネタになりますね。
モンスター討伐以外で金策しなければならない「縛りプレイ」なら、商人も大活躍？
シャルロッテの怒り顔は何パターンかあるので、別にちちぷいの方に載せます。
https://www.chichi-pui.com/posts/de24a0c9-3eb5-4919-8258-4cf09a3fcd04/
2024-11-04 05:47:03 +0000