郵便物保護銃規則は、1887年、郵便物の保護の為、郵便配達員の銃の携帯について定めた通達である。戦後、逓信省から郵便業務を引き継いだ郵政省も引き続き郵便保護銃を装備する事となった。1980年代にM1911A1に次いで郵便物保護銃に採用された9mm拳銃は、郵政記号の刻印を除き、自衛隊で採用されたものと同一の仕様である。2000年代に入ってからも生産は続き、その総生産数は10万丁を超え、現在も全国の郵便配達員に配備されている。
2024-10-24 11:13:56 +0000