左大臣•三条公頼の次女で甲斐国守護大名•武田信虎の
嫡子•晴信(武田信玄)に継室として嫁ぎます。
姉には細川晴元室 #3 、妹には顕如の妻の如春尼がいる。
武田義信、北条氏政室、穴山梅雪室などの生母とされる。
当時の武田氏は北条氏綱や今川氏輝との戦いを有利に
進める為に関東方面では、山内上杉家や扇ヶ谷上杉家と
同盟関係にありました。関係強化のために、
扇ヶ谷上杉の当主・朝興の娘を正室として嫡子・晴信に
迎えていましたが、彼女は早くに亡くなってしまいます。
この婚姻は今川義元が仲介して実現されたと記されていて
花倉の乱で家督継承したばかりの義元が、武田氏との
関係を改善し、一枚岩とは言い難い国内の早期安定を
望んだからかもしれません。
今川氏は最近まで北条氏と組んで武田氏と争っていた為に
この策は後々トラブルの種になってしまいます。
2024-10-21 15:46:07 +0000