#13玄広恵探

Airtemis

今川義元の異母兄で、母親は側室で福島氏の出身。
義元と同じく早くから僧籍に入っていて、元々は
後継者になる予定はなかったようです。

正室寿桂尼の子ということで事前の根回しが良かった為
将軍家のお墨付きのもと義元はすんなり家督継承すると
思われた。「晴」で無く「義」の字を偏諱で賜っている
ところから見ても後継者としての説得力が高く、実際
兄氏輝の葬儀での序列も兄の玄広恵探より上でした。

しかし当主継承は有力家臣の福島氏の反対で混迷化し、
福島氏は自家の血を引く玄広恵探を掲げて反旗を翻した。

恵探派は方ノ上城、花倉城を拠点として抵抗、近年の研究
では義元の圧勝ではなく、遠江などで同調する者も現れた
国を二分する規模の内乱だったようです。

婚姻関係を深めたばかり#12の北条氏の支援を受けると、
方ノ上城、次いで恵探の篭る花倉城をに攻め立てました。

恵探は支えきれず逃亡、瀬戸谷の普門寺で自刃しました。
義元は正式に自身の家督相続を内外に向けて宣言します。

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2024-10-20 14:14:03 +0000