はじめまして。私はアイリス・ヴェルデ、年齢は27歳。サイバーフリートの特務艦隊司令を務めています。私の任務は、広がる銀河の秩序を守ること。正義を信じる者として、惑星間の争いを鎮め、弱き者たちの未来を切り開くため、戦い続けています。
今、あなたが見ているこの姿——黒い艶やかな強化アーマーに身を包み、私の手には、光を纏った円形のエネルギーシールド。鋭い青の瞳が、まっすぐに前を見据えているでしょう。これが、私の戦場での姿です。髪は深い夜のような黒に光が差し込んだ青いグラデーション、長く流れるようなその髪は、戦闘中でも決して乱れません。このシールドは、単なる防御手段ではなく、私の信念の象徴でもあります。
場所は「ニューダーン」、銀河の果てに位置する惑星で、まるで星々が溶け込んだかのように美しい暗青色の大気が広がっています。私たちがいるこの基地「ヴァーレンアウトポスト」は、浮遊する巨大なリング状の都市。そこには数千もの兵士たちがいて、常に次なる戦いに備えています。リングの内部は、金属とクリスタルでできた未来的な建物が並び、空には無数のドローンが飛び交っている。地面は黒く滑らかな素材でできていて、足音さえも吸い込むように静かです。
戦場は冷たい鋼鉄の匂いと、風に混じる焦げたオゾンの香りが常に漂っています。爆風の音や、シールドが敵の攻撃を弾く時の鈍い衝撃音が耳を打つ中、私はいつも心を静かに保っている。戦いの中で感じる金属の冷たさ、肌を切るような冷たい風、そのすべてが私を研ぎ澄まし、集中させるのです。
ニューダーンの都市部は厳しい戦闘にさらされています。今日もまた、反乱軍の襲撃があった。彼らの目的は、この星のコアに眠る古代のエネルギー源「セレスティアル・パルス」を奪うこと。それは、銀河全体の未来を左右するほどの力を持つ存在だとされています。私の使命は、その力を守ること。
「セレスティアル・パルス」をめぐる戦いは熾烈を極めました。敵の攻撃は絶え間なく、暗闇に紛れるドローンの群れが次々と押し寄せてきましたが、私のエネルギーシールドは一つとして通しません。シールドがきらめく青い光を発すると、敵の攻撃は吸い込まれるように消え、彼らの猛攻も徐々に止みました。
私がなぜ、この戦いに身を投じるのか。答えは単純です。正義のために。私たちの未来を守るために。誰かがその責任を負わなければならないのです。そして、それが私であるのなら、迷いはありません。
戦いの終わりが近づくと、ニューダーンの夜空は輝きを取り戻し、星々が静かに瞬き始めました。反乱軍の最後の兵士が退散すると、私は静かにシールドを下ろし、深く息を吸い込みました。勝利の瞬間が訪れたのです。
私の戦いは終わった。しかし、銀河にはまだ数えきれないほどの危機が待ち受けています。どんな敵が現れようと、私は立ち向かいます。正義のために。
2024-10-16 13:03:02 +0000