折れるか折れないかの狭間、主は無意識のうちに彼の神域の中で必死に命を繋ぐ糸を掴んでいる。もう、折れることがわかっている彼は指に絡まる糸を緩め、見えない主の顔を見つめる。この"へし切長谷部"という一振が折れて、残らなかったとしてもそこに居た歴史は主の中にある。薬指の蝶々結びがそのような運命だと一振に言い聞かせるのであった。(という解釈のイラスト☺️)
2024-10-05 21:58:16 +0000