「はじめまして。私はアリス。あなたと同じ迷宵子よ、これからよろしくね」
「あなた、魔法が使えるの? ねえ、もしよかったら見せてもらってもいいかしら?
……私? 私は魔法、使えないわ」
「敵対するつもりなんてないの。だって私は子どもで、女の子なのよ。もし取っ組み合いの喧嘩にでもなったら非力な少女に何ができて?」
「たしかにこの島は私たちにとって夢のような場所かもしれないわ。でもね、この場所で生きるひとたちにとっては紛れもない、血の通った現実なのよ。
……きっと、それだけは忘れてはいけない気がするの」
【名前】アリス(Alice)
【外見情報】
身長:148cm
種族:汎人族。いわゆる人間
性別:女性
年齢:外見から推測すると12~13歳ほど。
年齢について訊かれても答えることはありません。
「だって、レディにそんなことを訊くなんて失礼ではなくって?」
服装について:迷宵子支給服の上から大判のストールをケープのように巻いてます。
【転移元の世界と自身の境遇について】
リギア大陸の西側にあるゼラルディア(illust/101965958)という国に縁のある人物です。
ですがアリス自身から『ゼラルディア』から来たことを話すことはありません。
そして、ゼラルディアでアリスと名乗る彼女の姿を見たひともいないのだとか。
【転移前に有していた能力】
魔法を使うことができます。ですが残念なことに常夜島では使うことができません。
ですからアリスは自分が魔法が使えることを黙っていることにしました。
最初に言っていた「私は魔法、使えないわ」という台詞は「私は(この島では)魔法、使えないわ」という意味です。
「……騙すようなことをことを言ってごめんなさい。」
「あのね、私、本当はこわかったの。だって魔法の使えない魔法使いなんてカモみたいなものでしょう?」
「魔法使いってね、お馬さんみたいなものなのよ。より優れた子孫を生むために、優れた馬同士で交配させたりするでしょう?
……魔法使いもね、おんなじなの」
「いつから私たちの身体は、私たちだけのものじゃなくなったのかしら」
【帰還の意思の有無について】
帰らなければいけないと思っています。
アリスはもう選んでしまったので、それを覆す選択はできないのです。
「たしかに私はいずれこの地を去る異邦人かもしれないわ。
でもね、それがこの島のことを知らなくていい理由にはならないわ。
……本当、どうしようもないわよね」
【性格】
子どものような見た目とは裏腹に大人びた雰囲気があり、常に落ち着いた性格をしています。
自分自身のことについてはあまり話したがりません。
また、常夜島のことについて興味がありいろいろ調べているそうです。
元の世界では教育の機会に恵まれたこともあり、文字の読み書きができました。
ですが常夜島の文字はなじみがないため、書物を読み解こうとするのに一苦労しているみたいです。
【話し方・一人称など】
一人称:私
二人称:あなた、
大人や常夜島関係者に対して「〜さん」
子ども相手には呼び捨てになります。
口調:~だわ、~なの、~よ 等の女性的な話し方
同じ迷宵子には上記のような話し方で接しますが、常夜島関係者(管理局、カクリヨ商船の皆様等)には敬語を使います。
【その他】
申し訳ございませんが、恋愛関係のみNGとさせていただきます。
10/30追記
■イメージレスポスによる能力の強化
【異世界の記録者/わが身は墓標なれば】
記憶能力の強化。
戦いでは役に立たない能力だが、常夜島の歴史や成り立ち、常夜島に関するすべてのひとびとや営みのこと、命を落とした迷宵子たちのことを記憶し、記録にするためには必要不可欠な能力。
ほかの世界の迷宵子が紙に書いた言葉を記憶し、文字の学習にも役立てることができる。
過去を現在に、現在から未来へと伝え残すために。
この世界を無かったことにはしたくなかった。
だからこそ記録にして形に残す必要があった。
名もなき死者などどこにもいない。
誰も知ろうとしなかっただけだ。
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常夜島【illust/122877466】開催おめでとうございます!!&素敵なロゴは公式様よりお借りしました!ありがとうございます!
自分のことをあまり語りたがらない女の子ですが、常夜島の皆様と仲良くできましたら幸いです。
キャラクターの動向としては常夜島の探索等がメイン+投稿作品は小説が主になります。
約1カ月という短い期間ですが常夜島での日々を駆け抜けていけたらいいなあと思っています。
様々な世界の皆様と常夜島にてよい思い出がつくれますように。
それでは皆様、よろしくお願いします。
補足情報:
【転移元の世界と自身の境遇について】
ゼラルディアにはアラディア院(illust/101966087)という名前の魔法学院が存在します。
どうやらそこにはアリスと同じ魔力の持ち主(illust/103919820)がいるみたいで……?
「……ねえ、さっきから誰の名前を呼んでいるの?」
「私は私。アリスなのよ」
「そのひとはそんなに私に似ているのかしら?」
アリスはゼラルディアで生きることを選びました。
今はアラディア院に身を寄せています。
けれどアリスはそのことを誰にも明かすことはないでしょう。
だってアラディア院には『アリス』なんて生徒はいないのですから。
2024-09-30 16:06:11 +0000