石川桜一朗さんのルドラの秘宝ノベライズ 「リザの章 3 」の挿絵を描かせていただきました。イメージと違っていたら申し訳ありません。
クルガンを倒し、空気の浄化に成功してバラン人工島を去ろうとするリザ。大地も海も浄化しようとするリザの旅はまだ始まったばかり。
ガーライルはリザについて行くのかバランで平穏に暮らすのか決めかねてぐずぐずしている。すると子ども義勇軍の面々がガーライルを港に押し出します。
「惚れた女を守り抜くのが、男ってもんだろ!」
港の桟橋を出て行く船。大ジャンプするガーライル。届くことの叶わない距離でしたが、リザの言霊が響きます。
「テリロオ」
〈絵の話〉
最初に描いたのは4枚目の絵です。
石川さんのリザは、目にいっぱいの涙をためて泣き笑いしながらガーライルを迎える可憐な少女なのですが、私が描くとどうしても気の強そうなお姉さんに…。悪戦苦闘の末、ややしおらし気なリザになりました。言霊のエフェクトを消したので、髪をなびかせて「テリロオ」を表現しました。
ガーライルはライフルを背負い、ベルト3本にあれこれ箱的な物がついているはずなのですが、難しくてベルト1本に。そのぶん身軽に宙を飛べたでしょうか。
見送る3少年は、ドット絵だと幼児なのですが、このくらいの年齢?もう少し古典的な服装をさせればよかったかもしれません。
石川さんのファンの方に見ていただけたら幸いです。
画用紙に油性ボールペン、ドローイングペン、透明水彩、色鉛筆、スマホで撮影。オールアナログ。
2024-09-30 14:09:23 +0000