アルカゲそのラッ他は背負えるだけの罪を背負い、そして死んだ。
その選択に悔いはない。悔いあるとするならば残して行った部下たちが戦後の世を無事に生きられているのか見届けられない事だった。
本来なら彼の様な戦争犯罪者はこのような催しの場には現れるべきではないだろう。しかし、平和になった今、戦争を生き残り平穏な生活を手に入れたかつての部下たちがこの場に現れるのではないか。そんな僅かな希望を抱かずにはいられなかったのだ。
だから彼はここに現れたのだ。
「この恰好か？生憎、俺は自分を偽るつもりも無いんでな。それに……これは俺なりのケジメだ」
「どうせこの一夜限りだ。俺に言い損ねた事があるんなら愚痴でも恨み言でも言ってくれ」
そんな訳でこちら【illust/121995627】のアフターイベントにお邪魔します。
気配を消して人混みの中に居たり、少し離れたところで反転世界をのんびりと見て回っています。
基本的にラッツから話しかける事はありません。
知り合いを見つけても人混みの中から遠巻きに様子を伺い満足したらそのままどこかへ行ってしまいます。
話しかけられれば相手が誰であろうと分け隔てなく応対します。
戦時中のラッツが指示、又は行ったとされている虐殺や犯罪に関して聞かれればラッツの把握している範囲である程度は答えてくれるでしょう。しかしその内容に関して自身の指示、又は行動であった事を否定することはありません。例えそれが偽りの罪であったとしても……。
被っているフードは自分から取ろうとはしませんが頼まれれば取ります。目の下のクマは無くなっています。
生前の姿【illust/115737147】
問題、質問等ありましたらパラレルorスルー、お気軽にメッセージやDM頂ければと思います。
2024-09-29 09:26:41 +0000