<テーマ>
『もしもPage of Lambdaが映画化したら』
<ストーリー>
〜第11話の終盤〜
エレギアの圧倒的な力の前に追い込まれるアンジュ。
戌亥と共になんとか駆けつけたリゼだったが、絶体絶命の状況を前に立ち尽くしてしまう。震える手で剣の柄に手を添えながら、皇女はふと在りし日のことを思い出す。
「ねえ、アンジュはどうしていつも私を助けてくれるの?」
「どうしてって……リゼは私の大切な親友だからだよ」
「私も頑張って訓練したら、アンジュみたいに強くなれるかな?」
「リゼには皇女としての役割があるから、無理に強くならなくていいんだよ」
嫌だ。
目の前で私のために大切な人が傷付くのは、もう嫌だ。
「今度は、私がみんなを助ける番だね」
前を向く瞳に、もう迷いはない。
旅立つと決めたあの日、弱いだけの自分とは決別したから──。
〜第12話に続く〜
<感想>
『もしもPage of Lambdaが映画化したら』というテーマでイラストを描くにあたって、以下のポイントにこだわりました!
・アニメ塗り
・シネマスコープ
・物語で最も印象に残るシーンを題材にする
アニメ塗りや横長の構図、背景の描き込みなど、全てが私にとって初めての挑戦でした。
迫力のある構図や、アニメ塗りの映える演出など、この一ヶ月間で様々な試行錯誤をしながら、なんとか完成させることができました!
昇りくる朝日を背に、決意を固めるリゼ様の表情に注目していただきたいです!
つい長くなってしまいましたが、最後に製作陣並びにさんばかの皆様、そしてここまで読んでくださった皆様、ありがとうございました!
2024-09-28 04:10:32 +0000