涼しげなカーナビ

えにしつぐ

おはようございます。ちょびっと涼しくなってきましたかな。先週の土・日に豊橋市美術博物館へ参りました。
10月6日まで「美術コレクション展 絵画のつくりかた」が開催されており、
こんなの、もう、わたしの激好みな企画展です!🌞!それもワークショップと講座を開いてくださるとな!
いくっきゃないでしょ!いくわな!わなわな!なはなは!

講座が21日・ワークショップが22日に中神敬子様により開かれました。
中神氏が足を運んで作られた貴重な資料からわかりやすく丁寧にご教授くださいました。
ワークショップのテーマは「自らのイメージを日本画の顔料を用いて描く」です。
感激したのが、顔料の色数が150程あり3~4色自由に選んでよいとのこと!
きゃは!興奮しました。だってコレ総額ナンボヤネン!それを参加費千円でさせていただけるなんて!
(お金があれど揃わない顔料もございます)
それも各々が描く紙のパネルは中神様がすべてお作りくださったとのこと!中様神様中神様!
こんなVIP扱い!なにを描こうかしら!はなぢがでそう!
と、この日は残暑で鼻血よりも汗がしたたるのでヒューと風が吹く涼しげな絵を描いてみることにしました。

1色目は、中神様が顔料+膠水(顔料定着材)で作ってくださった灰色・朱茶色・青緑色・黄土色からひとつを選んで
全面に着色してくださいとのこと。もちろん青緑でしゅ!好き!青緑!
2色目からは各々が選んだ色で描いていってくださいとのこと。
ふむふむ。選んでいる途中で中神様が「粒子のちがう色を選ぶと違いがわかるのでポイントにしてみてください」とおっしゃったので、それらをふまえて→黄紅・水群緑・群青・黄土を選びました。
選ぶのが楽しすぎて、光に照らしてずっと全ての色を見ていたかった!
指で顔料と膠水と水をまぜまぜして筆やスポンジやストローや爪楊枝で描いていきます。
20名程参加されてましたが、皆様とても静かで集中できノンストレス。素晴らしき空間。

ワークショップは3時間で、1色塗ると乾くまで待ち次を塗ります。
乾かすためのドライヤーも準備されていてホントありがたい。。
絵は群青の風がヒューと黄紅の暑さを吹き抜けて黄土と水群緑が涼しさを後押ししているイメージです。
拙いですが、わたしの実力はこんなもんです。そんなのにも中神様は「カンディンスキーの抽象画のようですね」と
お言葉をくださり、イヤイヤイヤなんかすみませんです。
このような貴重な体験をさせていただき心よりお礼申し上げます。

その後、豊橋カレーうどんと豊川稲荷を堪能してきた夫に、
「イメージで描いてみたんやけど、この絵は何に見える?」と聞くと
「…カーナビ?赤い線が高速道路で青い線が山道やな、うんカーナビや、カーナビ!」
だとさ。ぬかしおる😄

https://toyohashi-bihaku.jp/

#顔料#Japanese paintings#豊橋市美術博物館#体験

2024-09-27 23:28:11 +0000