目の前に見える巨大な敵。神王を抱えるマザーの圧倒するその存在に少しすくみはするものの隣りの旦那の存在の方がよりデカかった事を思い出した。
「コア、そんなに意気込みする事ないだろ?」
「いいえ、もうこれ以上グレイスくんにあんな自分を見せられませんからね。それに私悔しいんです。グレイスくんを守れなかった事が」
この空間に入る前の事を言っているのだろう。確かに俺たちはエターナルに敗北した。俺だってまともに相手が出来ないままやられてしまったし、悔しいという点に関しては俺も同じだ。
「無様な姿見せちまったのは俺も同じだ。お前の気持ちも分かる。だからって意気込み過ぎるってのも良くないだろ?多少なり肩の力抜こうぜ?」
「…むぅ」
ラットが発動している今のコアに落ち着くと言う言葉は効かないようだ。わかってはいるが、言わずにはいられない。大事な愛しい番なのだから。
「まぁ、取り敢えず無理はするなって事だ。さぁ、俺たちもあのデカイ的に向かって戦おうぜ」
「はい!グレイスくん」
コアの返事とともにグレイスは「ア/ク/ア/テ/ー/ル」を放った
【判定】→8 成功1pt (ア/ク/ア/テ/ー/ルはマザーに命中した)
グレイスの技構成
・ア/イ/ア/ン/ヘ/ッ/ド/ア/ク/ア/テ/ー/ル
・れ/い/と/う/ビ/ー/ム/チ/ャ/ー/ム/ボ/イ/ス
☆お借りしました
・コア【illust/119436564】
・グレイス【illust/103591205】
2024-09-27 01:59:22 +0000