裂ケ眼昭和頃から目撃されてきた怪異。真夏の夜の参道、真冬の夜には人通りの無い路地に佇む。菱形の虹彩に睨まれた人間は、山に誘い込まれ朽ちて花となってしまうらしい。勝手に賭ケ目を姉と呼び慕っており、名前不定と三人でよく行動している。「裂ケ眼、よろしくです。君は、誰」「私、生まれたて。うまく話せない」「姉さまのことは、好き りぼんさんのことは、普通」
2024-09-26 05:39:28 +0000