頬に衝撃が走り、じわりとした痛みが広がる。
ロアは混乱の中から目を覚まし、痛む頬をさすりながら歯を食いしばった
隣にいるノアも、何が起こったのか理解できずに焦りの表情を浮かべている。
「ほら、効果覿面なの」
とフルムが明るい声を上げる
彼女の笑顔はご機嫌そのもので、すっきりとした顔をしている。
「すっ…すごいです」
ユーノの声には驚きと戸惑いが入り混じっていたが
二人の様子を見て安堵の息をつく。
すぐさまロアとノアが何が起こったのかをユーノ達に問いかける。
「……何があった?」
ロアが不安げに尋ねる。
「どうしてたの、俺たち?」
ノアも続く。
「混乱状態で危なかったをフルムが正気に戻してくれたんですよ」
とユーノが説明する。
痛みの原因を理解したロアはむすっとした表情になるがノアと共に礼を述べる。
「ありがとう。」
しかし、納得のいかないロアの様子にフルムはにこやかに微笑んでいる
「これで元に戻ったから、バトル再開なの。」
その言葉が響くと同時に、ユーノが声を上げる
「先ほどから触手がこちらを狙っているようで…ッ!」
直感で危険を察知し、素早く身をかわしながら言う
触手の攻撃が彼らに迫る中、ロアとノアは体勢を整え、攻撃の準備に取り掛かる
「世話になった分、借りは返さねぇとな…」
ロアが口を開く。
「そうだね、やり返そう。」
ノアも力強く頷いた。
二人は意を決して背後から波のうねりを造り出し、だ/く/りゅ/うを触手へと押し寄せていく
触手が襲いかかる中、ロアとノアは互いに視線を交わし、無言のうちに再び戦う覚悟を決めた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
こちら【illust/122740508】のお返しになります!
判定→2:成功(だ/く/りゅ/うが触手を退けた!)=1pt
お借りしました▼
・ユーノ&フルム【illust/121286171】
・ロア&ノア【illust/119436564】
2024-09-25 01:18:55 +0000