「俺ぁ絶対に、生きることを諦めねぇ……
死んだら全部終わりだ! 何も成すことはできねぇ……
石にかじりついてでも、どんな手を使ってでも、生き延びてみせる!!」
元は幽州の侠賊であり、義兄弟の関羽・張飛と共に旗揚げする。
黄巾の乱で名をあげ、一大勢力を築き上げ、反董卓連合に加わる。
胸に抱く理想のために、あらゆる手段を尽くしてのし上がろうとする。
物腰は軽く、やや斜に構えているが、
弱者を見捨てず、いざとなれば体を張って戦う侠客……は彼の表向きの姿に過ぎない。
面倒見のいい親分、正義の勇士、慈悲深い大徳を演じながら、
他者の心理を見通し、操られていると自覚させぬまま、
巧みに誘導して利用し、時に切り捨てる”乱世の詐欺師”。
しかし、彼の中核にあるのは限りなく純粋な、
「全ての民が幸せになれる世界」という”夢”である。
それだけは偽り無き真実であるが故、誰もが彼の舌に騙される。
彼のもう一つの核は、「何が何でも生き延びる」という信念。
どれだけ無様な姿を見せようと、卑劣な手段を取ろうと生き延びることに執着する。
イメージ声優は三木眞一郎氏。
蒼天航路の劉備をベースとして、詐欺師らしさを強調した。
同じような立場として、最遊記の三蔵法師の影響もあるかも。
他者を利用しながらも本心から苦悩しているため、
内面描写は本当にうじうじしている。
官渡の戦い以降の第二部では主人公を務める。
御存知三国志演義の主人公。
漠然と主人公というイメージだったので、
善良なだけではない蒼天航路版は曹操以上に衝撃的だったかも。
SDガンダム三国伝だと主人公らしい主人公をやりつつも、
自分の甘さのせいで民を失うシビアな描写もあった。
呉視点の鋼鉄三国志だとピンクのアフロで、終盤の敵勢力のボス格だった。
異様に強い戦力を従えた少数の独立勢力の長なので、
主役以外だとトリックスター的な立ち位置がしっくり来る。
ファーのついたジャケットに目隠れのロングヘア。
髪の色はclaret、ワインレッド、赤紫色ですが反映されているかは微妙……
髪型や衣装は割と打率高いですが、
おっさんの宿命か、顔立ちが結構変わるので没も多いです。
細い感じを選んでいるのは私の趣味かな……
2024-09-24 13:54:56 +0000