「人物と機械を含むイラストの制作」

内山綾香

▶︎制作したイラストの世界観
現在、自国は戦争中。相手国は戦車や戦闘機、人型の新兵器を前線に投入し始めた。自国は歴史が古く、資産も資源も乏しいため、戦争では撃つ手段がなく、民間からの新兵も戦場に駆り出されている。
新兵は、隊から逸れてしまった。この辺りにも、相手の爆撃が届いている。早く合流しなければと思った瞬間、大きな爆音が轟いた。爆風の煽りに当てられ、倒れてしまったが、身体に傷はない。周囲の状況を確認している と、そこには見た事のない兵器の姿があった。

▶︎服のデザインの説明と描写において意識したこと
安定感や重量感をシルエットで表現した。イラストの世界観から軍服を選び、自分自身がサバイバルゲームで着用している実際の服を参考に、デザインを決めていった。

▶︎機械のデザインの説明と描写において意識したこと
頭部は、動物風の顔に無骨な装甲を付ける事で、この地に伝わる守り神のようなデザインにした。最初から全て揃った状態の古代兵器に乗るのは世界観の設定上、違和感があったため、ケーブルが切れていたり、腕をなくす事で動くかどうかわからない状態の機体に仕上げた。

▶︎明暗表現において意識したこと、工夫したこと
見せたいところを中心にライティングを考えた。特に今回は画面全体での遠近感を出すために、明るいところと暗いところを何度も見比べて、同じ色にならないよう色幅をもたせる工夫した。ロボットの陰影は難しく、何度も試行錯誤を重ねたが、結論として光源の向きを意識し、現実的でリアリティのあるイラストにまとめた。

▶︎補足
水彩ブラシと鉛筆のみで制作しました。

▶︎制作日
20240828提出用

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2024-09-15 21:58:19 +0000