※キャラクターデザインは教材として提供されたものです※
▶︎コンセプト
花の騎士がワイナリーのある建物に向かう設定にした。頭や杖には葡萄の花をつけている。葡萄の花をメインとして、配色をした。
葡萄の花をイメージし、奥ゆかしさを表現するように陰影をつけた。一番見てほしい部分である顔の近くに花がある事と花自体をポイントとして目立たせたかったので、彩度を高めに設定した。全体的に元気な印象を与えたかった為、メリハリを付けている。
▶︎制作したイラストの人物の着彩で意識した事
水彩ブラシのみを用いて色を鮮やかに出し、元気で明るい印象を出した。一番見せたい部分である顔に対しても、全体の配色に合わせ、チークやアイシャドウをオレンジ系にして、可愛らしさよりも活発な感じを与えるように工夫した。金属の色は、青の補色である黄色系をアクセントカラーにもってくる事で、コントラストを高 め、爽やかで高級感のある質感を目指した。
背景を合わせた際にライティングの整合性が取れなかったため、改めて光源がどこからきているのかを考え、陰影を修正した。また、人物の方が彩度が高く、描き込み過ぎて浮いてしまったので、影を削る等して、ブラッシュアップを行った。
▶︎制作したイラストの背景の着彩で意識した事
不透明度70%のブラシで塗り、木や葉っぱの着彩を進めていった。明暗をはっきりさせる、明るい部分が多くなりすぎないようにする、スポイトして馴染ませるという事を繰り返して、立体感のある描写を心掛けた。影や光の色は、青みの強い影やほぼ黄色の光を描き、入れる位置や大きさを調整しながら陰影をつけた。
手前の建物の入り口の奥に見える背景は、あえて描き込まないようにし、手前の建物や明るく照らされている部分を中心に描き込んでいった。
▶︎補足
色を置く時に悩み過ぎて、一手が 進まない時は「まずは気軽にやってみる」、「後から調整すればいい」という言葉を胸に刻んで、悩むよりも手を動かす事を意識しています!
▶︎制作日
20240521提出用
2024-09-14 20:52:53 +0000