オスマン帝国のヨーロッパ領をロシア・オーストリア・ヴェネツィアの三国で分割し、その過程でビザンツ帝国を再興させようという、ロシア女帝エカチェリーナ2世のギリシア計画。露土戦争にヴェネツィアが参戦したことでこれが実現した世界線。
バルカンにはロシアの衛星国として新ローマ帝国とダキア王国が作られ、ギリシアの島嶼部をヴェネツィアが、残りのバルカン領をオーストリアが獲得した。その一方で、一気にヨーロッパの領土を喪失したオスマン帝国は混乱に陥り、当時のスルタン・セリム3世が改革を断行したことで地方領主層が離反。なんやかんやあって、イラクとエジプト(あとこの地図の西でアルジェリアも)が独立し、また東方の領土をロシアとペルシアにかっさらわれた。
ちなみにこの地図はナポレオン戦争の前なので、ここからヨーロッパはがらりと変わるんだけど、まぁそれはまた今度…………
2024-09-13 07:07:05 +0000