駅前に大きな公園ができたって聞いて、今が一番キレイなんじゃないかなと、先週末に家族で行ってみました。
結果的に言うと、メンテナンスで芝生エリアに入れなくなる前にしっかり楽しめることができて本当によかったです。
芝生でのんびりすることから着想を得て、要望「思わず守りたくなるようなか細い子」を絵師さんに依頼しました。
「――それでね、さっき道端でね」
険しい峠を越え、ようやくゆっくり座れたところなのに、一息つく間もなくイシアは楽しげにおしゃべりを始めた。
現実を目の当たりにしても信じられないのだが、こうして彼女が笑顔でいられるのは、そのお腹の子のお陰だ。
子が選んで生まれてくる場所に骨を埋めるつもりだ…と思っていたが、子ができてからの彼女はまるで別人だ。
いつもと変わらないその儚げな体付きに反して、長旅の途中にもかかわらず、やたらと明るく振る舞っている。
気楽に座って一層お腹が目立つ彼女のおしゃべりを聴きつつ、僕は改めて彼女たちを守らねばと心に誓った。
※一応オリジナルのはずなので「うちの子」と言いたいのですが、自分で描いていたわけではないので迷ってます。
もし「うちの子」という呼び方を使ってはいけないでしたら、お手数ですが教えてください。ありがとうございます。
2024-09-11 22:20:00 +0000