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今日は、おとーさんの実家に、ちーちゃんとやって来た。
おとーさんは「帰らないつもり」と言っていたのだが、私が結婚の話をきちんとしたかったのだ。
着いたらすぐ、いつもと違う部屋に通された。
ちーちゃんは空気を読んだのか、裏手にあるビーチに散歩に行ってしまった。
私はすぐに切り出した。
「私!俊さんのお嫁さんになります!」
「あら、そう」
「⋯へ?」
一世一代の告白のつもりだったが、おとーさんのお母さん⋯お義母さん?⋯と、おとーさんのお父さん⋯お義父さん?⋯は、ニコニコしながら私の話を聞いていた。
「日和ちゃん、やっとウチのと一緒になるんやなぁ!」
「俊を頼むわね」
「え?なんかこう、もっと⋯」
「無いわよ日和ちゃん、第一あなた、高校の頃からずっと言ってたでしょう?俊と結婚するって」
「⋯言ってました⋯」
「俊、こんないい子手放すなよ?俺からは3つ、幸せになれ、泣かすな、何かあったら言え、以上!」
⋯
⋯⋯
⋯⋯⋯
日和「⋯ねー、おとーさん」
| -`)ん?
日和「良かったね」
| -`)ま、な
★作者から皆様へ感謝の気持ち★
この作品にて、生成イラスト・SS作品が500作品となりました。数あるイラストから、StudioTitaniumへと足跡を付けていただきありがとうございます。まだまだ作品は続いて行くつもりなので、拙い文章ですが楽しんでいただけると幸いです。今後ともよろしくお願いします。
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2024-09-08 12:30:15 +0000