ヒャッハー!!!メカクレサイコー!!!
個人的にディーラーの時は敬語、仲良くなったり、口説くときはタメ口がいいな……。
誰かこのネタで続き描いてくれないかなぁ……!!!
(以下、深夜テンションで考えついた駄文)
『これは一人の聖職者が、自身を認められるようになるまでのお話。
これは一人のディーラーが、心を許すまでのお話。
これは一夜の恋から始まる、壮大な愛のお話。
甘い甘いストーリーに、刺激的なスパイスをひとつまみ。
酒のつまみに、おひとついかが?』
「僕には、民衆の模範となり、清く正しく生きる義務がある。
でも、こんな、淫らな思いを抱いている僕には、祭司なんて名乗る資格なんてないんだ」
「幻夜町?そこに行けばいいのかい?」
「ええ、きっと「祭司様」も気にいると思いますよ。あそこは面白いところですから。」
「僕、今までカジノとか、やったことがなくて」
「そうなのですね。見たところこの町に来るのも初めてのようです。」
「それでは、初めてのゲームはお金以外のものを賭けていただいても?」
「お金、以外のものって……?」
「俺、この後暇なんだ。良ければデートしてくれないか?」
「えっ、ディーラーさんが、僕と?」
「ああ、初めてならこの町の中を案内してやるよ。それに、ちょっとしたお悩み相談も受け付けるぞ?」
「……!」
「ここは幻夜町、この町ではどんな肩書きも関係ない。ただの人として、欲のままに振る舞うことができる。
だからここにいる間は、お前は「聖堂の祭司」じゃない。「オリビン」としてここにいても良いんだ。」
「聖堂の祭司じゃない……、僕自身が?」
「貴方は、昨日のディーラーさん?」
「昨日ぶりだな。今はちょうどシフト外なんだ。隣、座っても良いか?」
「(こんな気持ち、初めてだ。僕はディーラーさんのことが、好きなのかな?)」
「今まで何人も告白されたことがある。「こんなところじゃなくて、2人で一緒に暮らそう」って。でも全部断ったんだ。だって、相手は本当の俺を知らない。本当の俺は、狡くて、不器用で、汚い奴だから。皆、本当の俺を知ったら幻滅する。皆、優しくて、気前が良くて、綺麗な俺を求めてるから。それなら永遠の愛なんていらない。一夜だけでも、偽りでも良いから、俺を愛してほしいし、愛したい…………なんてな!こんなこと話したの、オリビンが初めてだ。」
「僕たち、似たもの同士だね。他人のために取り繕って、自分の気持ちを押し殺して、それでも止めることができなくて。でもそんな僕たちだから、ここまで気が合うのかもしれない。」
「好きだよ、エイト。僕で良ければ、これからも一緒にいてくれないかい?」
「それは……、本当に良いのか?本当の俺は、完璧で、皆から好かれる「エイト」じゃないんだぞ」
「僕は完璧な「エイト」も、今の涙でぐしょぐしょなエイトも、全部、好きだよ。」
「~~っ、オリビン、それは言わないでくれ……!」
「ねぇエイト、祭司の僕も、こんな淫らな僕も、愛してくれる?」
「当たり前だろ?俺はどんなオリビンも好きだぜ」
「……そっか、僕は、こんな僕でいてもいいんだね。……ありがとう」
2024-09-02 16:48:59 +0000