今日の佐々木

マオリス辺境伯
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TRPG用に描いたキャラ。
裏バイトその日暮らしのロクデナシ。
初めて行ったシナリオでいきなり左腕を無くしちゃったが、遅かれ早かれ。

以下キャラ設定

オカルトに傾倒する狂信者。
非科学的な存在、現象などに目がなく、それらを追い求めるために人生を費やす男。
狂信者ではあるが信仰心などは微塵も無く、狂信しているのはオカルトと言う概念そのものである。

退屈な毎日から逃げるようにオカルトを求め、様々な宗教団体に潜入したり、曰く付きの場所に忍び込んだり、胡乱な裏バイトに参加するなどをして生きている。
真っ黒な衣服に身を包んでいるのは、敬虔な宗教家を演出したり、闇夜に紛れる為の迷彩目的。
特に自殺願望がある訳ではないので、本当の危険に対しては適切な対処を取ろうとする。

以下蛇足

佐々木 宗介はオカルトが好きであるものの、それらを追い求める理由は単なる興味からではない。

彼は物心ついたその時からえも言われぬ違和感を抱えて育ち、高校を卒業する頃にはその違和感の正体を何となくに自覚していた。
その違和感とは、全く理由の無い“疎外感”であり、当たり障りなく毎日を過ごしていくも、違和感はいつしか「自分の居場所はこの世界ではない」と言った感覚へと変わっていく。
これはそう時間をかけるまでもなく、違和感から確信へと変容していった。
そうするといよいよ他者を“自分とは違う世界の存在”だと感じるようになり、ますます膨らんでいく疎外感に宗介は、本来はありえないはずの、こことは違う世界を求めるようになっていく。
そのようにして宗介の異世界を追い求める毎日が始まったが、その過程を経て「ありえない存在が居て、ありえない現象が起こり得るのならば、異世界だってあるかもしれない」と言う考えが生まれ、そうして、彼が求めるものはいつしか一括りに“オカルト”と言う概念そのものになったのである。

一般常識や倫理観は持っているが、そもそもの思想が一般的なものとズレてしまっているため、気分次第では容易に人が踏み止まる場面でラインを踏み越えてしまう。
彼の「自分の居場所はこの世界ではない」と言う感覚が事実かどうかは分からないが、悲しいことに彼は、事実、そんな人間性も含めてこの世界に適応出来ていないと言えるだろう。

#original#TRPG

2024-09-01 23:28:25 +0000