呉爾羅2023の妄想骨格図、第3弾。今回は「尻尾」。
呉爾羅は水棲で、ワニのような泳ぎ方をするので、ウミイグアナやワニ、あるいはスピノサウルスに見られる尾椎の形状をしているかと予想したけれど、ムービーモンスターシリーズ呉爾羅(2023)をよく観察すると、獣脚類では当てはまらない尻尾の形状をしていたので、困惑してしまった。通常、先端に向かって尻尾は細くなっていくが、呉爾羅の尻尾は先端に向かっても太さが変わらない、加えてウミイグアナやワニ見られるような船の舵のように扁平にはなっていない。どうやって潜水しているのだろう?
色々悩んだ末、外見の形状を尊重し、尾椎の形状を獣脚類に合わせた。
手足が発達しているので、水面を泳ぐときは背びれや尻尾を使うが、深海へ潜るときは手足を駆使していたのか?
よって、次回は「手足」の骨格図に決定。
以下、参考文献
『地球生命 水際の興亡史』(技術評論社 出版)
『恐竜学入門』(東京化学同人 出版)
『スカル アラン・ダドリーの驚くべき頭骨コレクション』(グラフィック社 出版)
『アメリカ自然史博物館 恐竜大図鑑』(化学同人 出版)
『TYRANNOPEDIA ティラノサウルス最新一族図鑑』(講談社 出版)
2024-08-29 12:46:47 +0000