あなたと……

同じ時を過ごせていたことに

素晴らしい作品・魅了的で目に焼き付く登場人物とともに

心地よい声音が永遠に遺ることに

心の底から、ありがとうございます………

私の耳に初めて焼き付いたのは、『GHOST IN THE SHELL』(1995年公開)でした。

神作画の絶頂期を目の前にした感動と、恐ろしく長い台詞なのに耳に心地良すぎて、スッ──………と入り込んで来る半ば快感にも似た田中敦子さんの何だか分からないけど、………なんか……………とんでもない力に恐れ慄いた記憶があります。

ディスプレイを通り抜け、空気を震わせ、脳の網目にやさしく甘く浸透していく────尊いお声です。