正位置/ 力づくで勝利を収めた3本の剣を持つ賊が、立ち去る敗北者の残した2本の剣をほくそ笑みながら集めている様子が絵描かれる。巷では賭け試合が横行していた。剣術勝負を行い負けた方が相手に剣を差し出す。男もそんな中、不意打ち毒盛りなどの卑劣な手段を用いて刀狩りを行っていた。本人は卑怯な手でも勝つことがすべてだと考えているようだが、こんなやり方が長続きすると思うか?いつかロクな事にならないだろうに・・・。
逆位置/ 敗北者たちは賊の卑劣な手段によって剣を失い、それぞれが強い侮辱感を味わった。ただ剣を失っただけでなく、相手の蔑んだ態度も大きな屈辱となって殆どの者が腹に据えかねる思いだ。。皆がこの敗北に納得いかず、どうにも腹の虫が収まらない。いずれ彼らは結託し報復を行うだろう。因果応報。目には目を。
2024-08-25 13:35:07 +0000