虹を作る事の出来る少年ペディアと、お手伝いをする猫のペトロの物語詩
「夏の終わりの海岸で」
夏の風切って
ペダルこぐと
赤トンボが 追い抜いていった
ヒマワリと ススキの穂が
雨粒落として 風にゆれる
海岸で聞こえる 潮騒は
秋の気配含んでいる
いつだって がんばれる人は 素敵だよ
いつだって キラキラ 輝いている
だけど がんばろうと 思っても
がんばれない人だって 大勢いるんだよ
それでも がんばれなくたっていい
それで良いんだよと
1人ぼっちで 寂しい人たちや
様々な哀しみや 苦しみにくれる人たちも
たとえ どんな境遇や 環境の人たちも
そっと やさしい手に 包まれたらいいな
だから ボクは
そんな やさしい虹を作ろうと 思っている
ボクの ともだちの
猫の ペトロと いっしょにね・・・
2024-08-23 23:40:03 +0000