■ 水の精霊グリーン・ワーラント ■

エメラルドの天使のこぼした涙が森の奥の泉に落ち、千年の時を経てそこから生まれた出た存在。

非常に純粋な水の精霊だったが、泉にただ一つ落ちた「堕落の雫」を内包していたため「暴緑の魔」にも変身する。彼は堕落の雫を浄化する方法を探して旅をするが、その厳しい旅を乗り越えるためには、堕落の雫の力を借りなければならない矛盾に悩み苦しんでいた。

そして最後に気づくのだ。堕落の雫は泉に落ちたものではなく、千年の間に”自分自身で”醸成した、紛れもなく彼の一部分であったという事に。

全てを悟り忽然と姿を消した彼を見た者は、新たな千年、誰一人としていない。
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気楽イラスト62・ホイッ
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