かつて北米大陸北西部の先住民によって飼育されていた犬種、コーストセイリッシュ・ウーリードッグのフレンズ。
羊のように織物に適した体毛を持ち、先住民はその毛を織って伝統の毛布を作り、犬ともども何よりも大切にしていたという。
19世紀末から20世紀初頭にかけての西洋人による植民地政策により絶滅。その後は存在自体が半ば忘れ去られ伝説とまで言われていたが、1850年代に英国人博物学者によって飼育されていた同犬種の毛皮がスミソニアン協会に寄贈されており、現存する唯一の試料であるその毛皮が近年になって調査研究されたことにより再発見された。
かつての先住民の祈りが込められた毛布を、今は幼いフレンズが宝物として片時も手放さず大切にしている。
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2024-08-20 12:12:26 +0000